テックの旅人

新しもの好きです。モノづくりやその体験を介して誰かの日常もアップデートできたらなぁと思ってます

削り代と間接部門

少し前に、グループ会社の統廃合があってうちの会社は存続会社ではあったのですが、「統合の効果」とやらを見える化見える化◯カが多すぎて)するために、やり玉にあがったのが、私のいる間接部門さらには人減らしをしたい人種にはとうてい「何をやっているのか、何が大事なのか」理解できない情シス部門です。

 

数年置きにやっているのですが「業務の棚卸しリストを作れ」だそうです。

もうバージョンいくつになるやら。作っても作業の中身重みが理解できないから意味ないんですけどね。

あげくに「俺が理解できるように説明しろ」って人が現れる始末。

賢明な方はもうお気づきだと思いますが、まず指示の仕方が間違ってます。

 

よくある例え話で「穴を掘れ」って指示されて、ただ指示に従って何も考えず穴を掘るのと「何のために穴を掘るのか」目的を聞いて穴を掘るのかで大きく作業効率も成果も違ってくるのと同じで、「業務の棚卸しリスト」を作らせて何をしようとしてるのかを明確にしないと、ただただ作業一覧を作るだけになってしまいます。

「無駄作業を洗い出すため」なんて言ったら「無駄な作業をしてる証明」を指示された側がする訳はないでしょうし、「他の部署と重複した業務をやっていないか調べる」だったら作業の粒度を揃えないと意味がないでしょうし。

 

まったく作業の指示がなっていません。そうではないのかもしれませんが指示を受けた側が「浅っさいなぁ」って思うだけです。

 

政治家が身を切る改革をしないのと同じで、何をしてるか分からない管理職やさらにまったく何の利益を生み出しているのかわからない天下りの方々、これらの高コストの人員をカットするだけで現場でひいひい言ってる何人分になるか。

残念ながらそこに手を入れる様子はまったくありません。

それどころか天下りの方々のメンツを保つためにさらに待遇が良くなる始末。

 

ぶつぶつ言うぐらいなら転職した方がいいですね。いくらでも仕事はあるしどうやったって生きてはいけるので。でも残念だなぁ今の仕事楽しいんですよね。会社はク◯だけど仕事自体はやりたいことにあってて楽しい。

さてどうしたものか。