昔というかつい最近まで、会社での仕事は配属先とか異動先で誰かから決められるもの(多少希望も出来ますけど)でした。
最近は、ジョブ型人事とかでどういった仕事でキャリアを重ねて行くのかある程度自分で考えて選ぶように変わりました。教育受講もそうで、今までは決められた職種とか階級というか職級というかに沿って、決められたキャリアパスと受講すべき教育が決められていて、否応なしにそれをこなしていく感じでした。
今は無理に教育は受けなくてもいいし、受けるなら自分で考えて って感じです。
法政大学の田中先生の本がすごく参考になります。
こういうお仕事事情だと、仕事の成果も言われた仕事をやってるわけでは必ずしもないので、自分で成果を説明してアピールする必要があります。
ぜーんぶ自己責任というか自分で説明しないといけないわけです。
で、その時必要になるのは「◯◯達成しましたー。」とか「◯◯実施しましたー。」だと「へぇ。で?」ってことになるので、具体的な成果がわかるようなエビデンスというかアウトプットが必要になります。
アウトプットっていってもただ成果物を並べただけじゃいまいちでストーリー性がないというか一覧性がないというか、イマイチだったりします。
日々その辺どうしたらいいか悩んでいるのですが、今日お仕事仲間と会話してて「ポートフォリオ」なるものを知りました。
クリエイターの方なら馴染みのある用語だと思うのですが、ポートフォリオとは
クリエイターが転職活動において、採用企業側に自分をアピールするために提示する作品集のことを指します。転職におけるポートフォリオは、応募企業に人材としての自分を評価してもらうための資料であるため、クリエイターとしての力量や実績を提示するだけでなく、組織の一員としての自分の人材的価値を評価してもらえるような作品集にする必要があります。
https://mynavi-creator.jp/knowhow/article/basics-of-portfolio から引用
という感じで、エンジニアでも自分の仕事を作品のように履歴としてあらわすものになります。通常だったら、職歴みたいにどの部署に所属して◯◯顧客担当とかが主語になるところを、成果や仕事自体が主語となってそこでの自分の役割や有効となったスキルを記述していくのがポートフォリオになります。
これを書けるようにするためには当然自分が手を動かして何か形になるもの目に見えるものが必要になりますので、その他大勢でプロジェクトに参加した状況では何もかけなないことになります。
ここ1~2年は業務改善やDXでポータルサイト作ったり、アプリ作ったりしてますのでこれを機会にエンジニアとしてのポートフォリオを作ってみようと思います。
今日のおじいわん。
テレワーク中は傍らでこうやって時々アツい?視線を送ってくれてます。たぶん見えてないけど。