テックの旅人

新しもの好きです。モノづくりやその体験を介して誰かの日常もアップデートできたらなぁと思ってます

再生医療 その2

翌週の土曜日、いよいよゴン太くん入院の日です。前日はうちで家族2人と一匹川の字で寝ました。まぁいつもそうなんですけど。明日から真ん中にゴン太がいないのかと思うとやっぱり寂しい。

先週と同じように電車で愛甲石田駅まで行って、今回はタクシーで病院へ。受付をすませると、ほどなくして呼ばれ、あっさりゴン太くんは入院することに。いつものように私たちが診察室を出ていく時、えらい泣いてました。行かないでー!!!って感じ。やっぱつらいですね。自分で選択したんですけど。頑張って欲しいです。

何だか気が抜けて帰宅。ちょっと昼寝してたら病院から電話。びっくりして電話に出ると院長先生でした。なんでもCT撮ったら通常と違う神経への圧迫が見つかってとにかく説明したいので明日にでもこれないですかと。え?!前の病院で手術した時に、もう一箇所ヘルニアの箇所があるけど処置してない(なんでだかわかりませんが)とか言われてたので、それなのかとも思いましたが「通常とは違う」って何????
ともかく明日午前中に行く事にしました。相方のご両親に連絡したら一緒に行くとのことやっぱり心配ですよねぇ。いったいなにが起きてるんんだろう????

翌日またまた4人で病院へ。日曜ということもあるのか同じ時間に着いたのにえらい混雑してました。少し待ってから呼ばれました。先生がCT(MRIもかな?)の画像を元に説明してくれます。

下の写真が脊椎のモデルです。通常、骨がいくつもあってその骨と骨の間に椎間板がクッションのようにあるのですが、ゴン太くんはこの脊椎2つが癒着してしまっていて大きな1つの脊椎になっていました。さらに悪いことに脊椎の中を神経(画像の黄色いところ)が通っているのですが、この神経の通り道が癒着によって狭くなり、まっすぐの通リ道が曲がってしまっていました。これによって神経が圧迫されている状態にあるとのことでした。ダックスでこの症状は珍しいそうで、先生はお忙しい中他のお知り合いの先生方にゴン太のデータを送って意見を聞いてくれたそうです。神経については専門だけど脊椎については他の先生の意見も聞いて判断しないとと思われたそうです。ほんとにありがたいです。そこまでしていただけるなんて。

ただ、この状況がどこまで再生医療に影響するかわからないし、この症状を外科的に処置する方法もあるそうですが、できるならあまりこの子に負担をかけたくないと先生に言っていただき、ひとまず再生医療を継続して様子を見ていくことになりました。

前回手術してから2年かけて今の状況になっているので、あせらず2年かけて治すぐらいの気持ちで頑張りましょうとも言われました。すぐに結果を求めがちですがゴン太と先生と一緒に頑張っていこうとおもいます。

お話が終わって、先生がゴン太くんを連れてきてくれました。1回めの再生医療は終わったそうで、後頭部がハゲてました。ゴン太くん喜びすぎてうれション・うれウンでこちらも嬉しいやらも診察室汚して申し訳ないやら。
しばらく外で歩かせてみたりしてくださいとのことだったので、近くの駐車場でしばしの再会。相方のお父さんがうれしそうでした。


駐車場でのゴン太くん。かわいい包帯してもらってます。