2日目、栗駒山荘を後にし、まずは約30分ほど走ったところにある『大湯温泉 阿部旅館』へ。国道398号線からすぐのところにあります。「秘湯」と何かのサイトにあったので、あっさりたどり着けてちと拍子抜けです。
ここは私の大好物?『日本秘湯を守る会』の宿です。
宿はこんな感じ。数年前に建て替えされたそうで、これまた秘湯を感じさせないこじゃれた外観です。
正面玄関を入ったところで、立ち寄り湯をお願いし、一人400円を支払います。お風呂は、建物の左手の小路を歩いたところにあるとのこと。
小路の入り口に案内板がありました。
今回雨天でしたので、残念ながら天然川風呂には入れないようです。
お風呂へ向かう小路です。
趣のある階段(通路)をおりたところに、お風呂がありました。
今昔風呂(内風呂)です。ほぼ透明のお湯で温度も気持ち熱めでした。単純硫黄泉とのことですが、そんなに硫黄のにおいはここでは感じません。
壁を隔てて、お風呂自体は女湯と繋がっています。相方は向こう側に入っていて男の人の足が見えてびっくりしたそうです。
渓流温泉(せせらぎの湯)です。
すぐ横が川になっていて、ここからは秘湯といった感じがします。
すぐ下に川が流れていて、源泉はここから取られているようです。
もうもうと湯煙があがっていて風向きによっては霧の中にいるようになります。源泉は98度あるようで、あちこちに、「やけど注意」とか「近寄るな」といった札が立てられています。無謀にも近寄ってやけどする人がいるんですかねー。
露天風呂はもう一つあって、かじかの湯と書かれています。
さっぱりしたお湯ですが、よくあたたまります。ちらほらと湯のはなも浮かんでました。のどかな渓流を眺めながらのんびりとお湯に浸かれて大満足。
今度は是非泊まってのんびりしたいお宿・お風呂でした。
大湯温泉 阿部旅館
秋田県湯沢市皆瀬字奥小安国有林34
TEL:0183-47-5102