テックの旅人

新しもの好きです。モノづくりやその体験を介して誰かの日常もアップデートできたらなぁと思ってます

メモ帳が欲しい

年とともにもの覚えが悪くなってきました。(もともと覚える気が薄いといえば薄いのですが)しかも、客先での仕事が多いのですが自前のパソコンの持ち込みはもちろん、PDAも携帯電話も持ち込みが出来ないことになってしまいました。

最初は自前のパソコンが持ち込み不可になり、打ち合わせ内容や議事録はその場で作成していたのが、紙のノートになってしまいました。
そして次に、PDA(代々のザウルスを使ってました)が不可になり、スケジュールの記録が出来なくなり、携帯電話のスケジュール機能に移行することになりました。
そして最近、携帯電話も不可に。IT化とはまったく逆行していると思うのですが情報セキュリティとか情報漏えい対策で、確実に情報を取り扱う自由度は低下してます。そういう状況でも仕事で扱う情報量が減るわけもなく、その場でメモを取る必要性が増してきました。

かといってA4やB5サイズのノートを常には持ち歩けません。やはりスーツやワイシャツのポケットに入るメモ帳が何かと便利そうです。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなでメモ帳を買おうと。メジャーなメモ帳をは何があるのか調べてみたところ。

ロディア(RHODIA)
フランス製だそうです。最近こじゃれた文房具(ステーショナリーっていうんだっけ)屋には必ずといっていいほどここのメモ帳がおかれいます。
ここには全種類あるようです。

なかなかおしゃれでいいのですが、開いた状態にしておける方が好きなのですが、これはメモを都度切り離して使うこを想定しているのか、開いた状態にはできません。

モレスキン(Moleskine)
フランス発祥で、イタリア製となんともおしゃれ。ゴッホピカソヘミングウェイとか有名な方が使っていたんだそうです。

これは、ゴムバンド?が付いていて、開いた状態で固定できます。シックな感じで質感もいいです。けど、A6サイズなのかなぁ。A7サイズが希望なので、ちょっとこのサイズは私の希望より大きい。

すぐメモ
ダイゴー株式会社の「すぐメモ
日本製です。えんぴつも付いています。

これは、まさに理想形です。写真でみてわかるとおり開いて使えます。しかも鉛筆付き。手帳作りへのこだわりもあり、何より糸綴じが個人的にポイント高いです。糊付けだとバラバラになりそうで、このしっかり感にひかれます。が実際に持ってみると横幅がちょっと足りません。A7サイズのようなのですが、ちょっと幅が足りなくて文章を書くのしっくりこなさそうでした。あと余計なことですが、質感やデザインがどうにもおじさんくさいような感じ(おじさんですが、いかにもおじさんくさいものは出来れば持ちたくなかったりします)

他にも無印良品のメモ帳などたくさんありましたが、デザインがありきたりだったり、なんとなくピンとこなかったりといまひとつ決め手に欠けます。うーん難しい。

ということで、伊東屋銀座本店へ仕事帰りによってみました。パソコンとかPDAに目がいっていたので、伊東屋に来たのは10年ぶりぐらいでしょうか。久しぶりです。店に入ると、なんだか全然変わっていません。
さすがに伊東屋上記のメモ帳を含めてなんでもそろっています。
あれこれ見て回ってみると、シンプルですがピンとくるものが。

コクヨの WEARABLE MEMO
灯台下暗しとはこのことでしょうか。コクヨのメモ帳です。シンプルでカジュアル過ぎず落ち着いた感じです。開いた状態で使うこともできますし、用紙にはミシン目が入っています。(なぜかコクヨのHPでは見つけられませんでした)

40枚入っていて価格は、126円でした。うーん値段も良心的。このなんともさりげなさというか気負ってないけど考えられてはいるといった佇まいがなんとも気に入りました。(へたにブランドものとか使ってるとへたすると痛々しくみられてしまうこともあるので...)

結局これを3冊買いました。安い買い物でしたが、気に入ったモノを発見できてなんだか満足(#^.^#)